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ガラスの重さは重要なファクターです

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少し前のことですが、妻に頼まれ、アクセサリーを収納する可動棚を、透明のガラス板を使って工作したことがあります。
右の壁面にレールを取り付けて、120cm×50cmのガラス板を滑って引き出せるように工夫し、家族には大変好評でした。

ガラスの厚さには悩みましたが、たわんで割れないように、そしてスライドの際に重くなりすぎないように6mm厚の強化ガラスを使いました。
ガラスシミュレーターで推奨されている通りの厚さです。

透明な板とアクセサリーがとてもマッチしカッコよく、見た目は大成功でした。
しかし残念なことに、1年もしないうちに重すぎることが原因で、レールの部分が壊れて動きにくくなってしまいました。
なんとこの時、ガラスの自重は約9kgもあったのです。
しばらくはがたがたと無理やり動かしていたのですが、結局妻から泣きが入り、ガラスはあきらめて木製で作り直すことになりました。

重さのことも考えましょう


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ガラスの厚さや大きさを決める時には、我が家のように可動させる場合はもちろんのこと、固定させる場合でもガラスの自重は考慮しなければいけない重要なファクターです。

梱包や輸送の際に人力で持てないと莫大な輸送費がかかりますし、搬入設置時、また無事に設置できたとしてもその後のお掃除や模様替えの際にも重いと大変です。
また、棚板に使用する場合には棚受けや壁面にも長期的に力がかかり続けます。

たまにとんでもない大きさのガラスの料金をお問合せいただくのですが、ガラスよりも輸送や搬入設置についてのほうが問題だったりします。

「その大きさですと150kg近くになりますが、搬入設置はどうされますか?」
と、こちらからお尋ねすると、絶句されてしまうこともありました。

ガラスそのものの代金より、輸送や設置に不確定要素が多すぎてすぐにはお見積りできないことになってしまいます。
ガラスを使ったテーブルや棚板はとても綺麗ですが、安全のために厚く重くなることがガラスの欠点といえますね。

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